今回ご紹介するのはプロ仕様のハイエンドゲーミングキーボードです。
北欧スウェーデンのCS:GO強豪チーム「Ninjas in Pyjamas」との協力体制の下で開発され、選手自らが使用している製品です。
事実上無制限のカスタマイズ性を秘めているとの事で期待に胸が膨らみます♪
Xtrfy K2-RGB
価格
約22,000円
スペック
レイアウト | UK配列 |
---|---|
スイッチ | メカニカル Kailh 赤軸 RGB |
押下圧 | 50g |
反応ポイント | 2.2mm |
耐久性 | 5,000万回 |
ポーリングレート | 最大1000Hz |
複数キー同時押し | Nキーロールオーバー(アンチゴースト機能) |
重量 | 1.25kg |
紹介
K2. THE NEXT LEVEL.
K2について語るのであれば、数時間は必要でしょう。トップグレードのコンポーネント、事実上無制限のカスタマイズの可能性、速度の限界を破る革新的な新技術を搭載しています。ぜひ、体験してみてください。
(引用元:Xtrfy Japan)
開封
それで早速開封していきます!
Xtrfyは北欧スウェーデンのメーカーで、CS:GO強豪チーム「Ninjas in Pyjamas(以下, NIP)」との協力体制の下でゲーマーに向けた製品が開発されています。
NIPの選手はもちろん、その他プロゲーマーからも愛用されており、国内でも注目を集めているメーカーです。
こちらがパッケージ内容です。
USB-PS/2変換アダプター, 取扱説明書が付属しています。
本体はシンプルなデザインの英語(UK)配列仕様です。
ハイエンドモデルに相応しい高級感が滲み出ており、チープさは一切感じません♪
サイズは以下の通りです。
幅440 × 奥行140 × 高さ35 mm
USB接続の他に、PS/2接続も可能となっており、両者“Nキーロールオーバー(アンチゴースト機能)”に対応しています。
ケーブルは太めで、コネクター部分も含め耐久性は高そうです。
ケーブルガイドは前方に2ヶ所と左右に1ヶ所ずつ設置されており、デスク環境に対して最適な配線を行えます。
細かな所まで配慮が行き届いているのも本製品の魅力です。
スタンドを立てる事で高さを調節できます。
かなり力が強いため、キーボードを正面へ押し込んでもスタンドが倒れる事はありませんでした!
滑り止めの効果も十分で、プレイ中に位置がズレてしまう心配は無さそうです。
レビュー
スイッチ
進化したスーパースキャン技術が採用されており、キーの入力から0.001秒という驚異の速度で信号がパソコンに届けられます。
昨今、“性能では無く外見を重視したゲーミングキーボード“も多くみられますが、この数値から性能も極限まで高められている事が分かります。
また、2018年10月頃のマイナーチェンジで改良が加えられており、極端な話キーを側面から押してもスムーズに入力出来るほど完璧な仕上がりです。
英語配列のため、キートップの文字も大きくて見やすいです。
比較
最もメジャーな赤軸スイッチは「CHERRY MX RED (RGB RED)」ですが、本製品に搭載されているのは「Kailh Red (RGB Red)」という別メーカーの赤軸スイッチです。
「Razer Mechanical Switch」などの製造も請け負っているメーカーなので品質に不安はありませんが、仕様がやや異なります。
“押下圧”と、”反応ポイント”が相違点です。
打鍵感
「CHERRY MX RED」と比べると少し重たいですが、決して押しにくくはありません。
好みの問題もあるので一概にどちらが良いとは言えませんが、“底打ち時のショックが減ったため”より心地よくキー入力が出来る気がします。
打鍵音
『カタカタカタ』という比較的控えめな音です。
「CHERRY MX RED」よりも、「Logitech(ロジクール G) Romer-G Linear」スイッチに似ている気がしました。
ライティング機能(FN + 1~[ー])
1,680万色に対応しており、淡い色も濃い色もハッキリした鮮やかな発色です。
キーの隙間から漏れる光がとても上品です♪
ハードウェア上で詳細な設定をする可能で、個性的なエフェクトが多数用意されています。
「FN+5」:キー入力時のエフェクトを変更できます。
「FN+6」:全体のエフェクトを変更ができます。
「FN+7」:各キーの色を変更できます。
他にも、7種類のデモプリセットなどが用意されています。
実は超多機能!
このシンプルな外見からは想像できないほど、機能が充実しています。
そして、全てハードウェア上で設定する事が可能となっています。
PnP(プラグアンドプレイ)対応なので、専用ソフトウェアはありません。
FNキー + 指定のキーで様々な機能を使う事ができます。
付属の取扱説明書は全て他国語でしたが、メーカー公式サイトに日本語版が掲載されています。
キーの無効化(FN + 8)
選択したキー以外の全てのキーを無効にする事ができます。
ゲーム中に誤って関係のないキーを押してしまうミスも確実に防げます。
また、「FN + Windows」でWindowsキーの無効化も簡単に行えます。
ショートカット(FN + F1~F8)
既定のアプリの立ち上げやWEBサイトへのクイックアスセス、メディアコントロールなどが可能となっています。
便利な機能が多く備わっており、とても便利です♪
ハードウェアマクロ(FN + T1~3, AUTO, LOOP)
以下の3パターンのマクロを詳細に設定する事ができます。
マウスクリックを含める事も可能で(USB X-モードのみ)、最大295キーストロークの組み合わせを記録できます。
1. タイミングマクロ:キーストローク間の時間遅延も含めたマクロ
2. ループマクロ:マクロを記録(1. を含む)し、繰り返し実行できるマクロ
3. オートマクロ:アクティベート時に、記録された全てのキーを押下するマクロ
UK配列による影響は?
バックスラッシュとアンダーバーが無い
先程のマクロをご紹介した際の画像を見て頂ければ分かる通り、右側のShiftキーが大きいため「\, _」キーがありません。
入力するためには辞書登録しておく必要があります。
メールアドレスを入力する際などに少し面倒だと感じてしまうかもしれません。
左側のShiftキーが短い
かなり短くなっています。
ゲームプレイ時に右寄りにシフトキーを押している方は少し注意が必要かもしれません。
また、右隣のキーは日本配列では存在しないキーなので認識されませんでした。
記号の表記が違う
上から2列目の横1行は一部キーの記号が異なります。
しかし、入力は日本語配列の記号となるため、表記に騙されてしまいます。
キーボード操作に慣れていない方は注意が必要です。
まとめ
どのコンポーネントも高品質で、性能,機能,デザインの全てが最高峰の製品でした。
価格はやや張りますが、奮発して買う価値は大いにあると思いました。
「Xtrfy K3-RGB」という廉価モデルもあるので興味のある方は是非そちらもご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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(提供:テクテク株式会社)