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【レビュー】ノイキャン搭載のAirPods 4をあえて選ぶのは〇〇だから!

iPhoneユーザーの間で圧倒的な人気を誇る「AirPods Pro 2」と「AirPods 4」その中間に位置するモデルが昨年の秋に登場しました。

もはや必須と言っていい強力なノイズキャンセリングが”インイヤー型”に搭載されたことで話題を呼んだ本製品を1ヶ月程使用したレビューを書いていきます。

アクティブ ノイズキャンセリング搭載 AirPods 4

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価格

約28,600円(セール時:約25,700円)

主な仕様

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防塵性能と耐汗耐水性能 IP54
重量 34.7g (左右各4.3g)
充電 USB-C, Qi規格ワイヤレス
バッテリー(本体) アクティブノイズキャンセリングを有効にした場合、1回の充電で最大4時間の再生時間
ノイズコントロールをオフにした場合、1回の充電で最大5時間の再生時間14
バッテリー(ケース込み) アクティブノイズキャンセリングを有効にした場合、最大20時間の再生時間
ノイズコントロールをオフにした場合、最大30時間の再生時間
Bluetooth Bluetooth 5.3
音声コントロール ⚪︎
ANC ⚪︎
外部音取り込み ⚪︎

開封

環境に配慮されたシンプルなパッケージングで付属するのはマニュアルのみ。
USB-Cケーブルは付属しませんが、Lightningケーブルと違って他の機器の充電機を使いまわせるので問題はありません。

ホワイトのまとまったデザインがいかにもApple製品といった印象。
ケースには、無印モデルには無い「探す」用のスピーカーを搭載し、Qi規格にも対応しました。ただし、「AirPods Pro 2」にはあるMagSafeには非対応。
細かい所で差別化が計られています。

本体の第一印象は「取り出しづらい(笑)」
この形状この素材、ケースから取り出す際に何度もポロッと落としかけました。

AirPodsの保証はiPhone同様にメーカーの1年保証(自然故障のみ)とApple Care+が用意されており、Apple Careは購入から30日以内であれば開封後でも加入することが可能。心の安寧のためにも加入はアリかも…。

レビュー

装着感

Apple純正のイヤホンを使ったことがあるなら分かるであろうあの感じそのまま。
有線の「EarPods」よりもサイズが若干大きくなっていますが圧迫感は無く、わずかに密閉度が上がった様子で長時間着けても快適です。

耳に異物を入れている感覚がほとんど無いので、こちらに慣れた後だとイヤーピースに抵抗が出てくるレベル。
ただ、サイズ展開が無いので人によってはズレ落ちるなど相性問題が起こる可能性はあります。
筆者はランニングしながら着けていても全く問題ありませんでした。

ノイズキャンセリング

これが今回購入する決め手となった部分でした。
インイヤー型とは思えない強力なノイズキャンセリング。

完全無音にするようなカナル型イヤホンと比べると劣りますが、雑音を消す、乗り物のノイズを消す目的なら十分な強さがあります。

音楽をそれなりの音量で鳴らせば、ほとんどの音は聞こえません。
完全無音だと外で使うには少し怖い部分もあったので本当にちょうど良いと感じています。

音質

カナル型のようなダイレクト感こそ無いものの、高音域の伸び、中音域の温かみは十分ですし、低音も音量を上げればしっかり出てきます。

よほど重低音を楽しみたい方でなければそれなりに満足のいく音質かと思いますが、イコライザーが用意されていないのが残念。
調整機能はあるのですが正直デフォルトが1番綺麗に聞こえました…。

iPhoneとの相性はバツグン

まずペアリングの段階から圧倒的に簡単なのですが、他社製品と違ってiPhoneのホーム画面からイヤホン本体とケースのバッテリー残量が確認出来るのが超便利。

また、「探す」機能に対応しており、紛失したとしてもすぐに場所を特定することが出来て安心です。

買う前に気を付けたいポイント

総合的には大変満足していますがそれでも気になる点はいくつかありました。

風切り音がうるさい

これに関してはノイズキャンセリングの有無関係なくうるさいです。
風の強い日や走りながら使用する際にはかなり気になります。

感圧センサーの位置が分かりづらい

再生停止やノイズキャンセリングなどの音声コントロールを行う際には感圧センサーを押し込んで操作しますが、反応しない個所を触って苦戦することがあったり未だに慣れません。

2台接続には非対応

最近は複数デバイスと同時に接続出来る製品もありますが、それには非対応。
スマホとパソコン両方からの音を聞く、などの使い方は出来ませんでした。

まとめ

例えば歩いている時には車の音は聞こえた方が安心ですし、乗り換えや呼び出しの案内も装着したまま聞こえた方が便利。

完全無音も良いけれど、耳への負担や自分の使用するシチュエーションを考えた時にベストなチョイスだったと思います。

圧迫感の無い開放的な装着感に強力なノイズキャンセリング。
このコンビネーションでは他の製品よりも頭一つ抜けて優れていると感じました。

皆さんの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。