iPadを買ったらまずはケース選び。
けれど純正ケースはかなりの高額です。似たり寄ったりなケースが大量にある中、「ひときわ異彩を放っていたのが「PITAKA MagEZ Folio 2」知る人ぞ知る人気ケースです。
早速、これまで使ってきた純正”風”ケースと比較もしながらご紹介していきます。
PIKATA MagEZ Folio 2
価格
約8,499円
主な仕様
色 | ブラック・ブルー・ホワイト |
---|---|
素材 | PUレザー、マイクロファイバー |
重量 | 約325g |
角度調整 | 4段階 |
縦置き | 対応 |
開封
今回購入したのは『M4 iPad Pro 13インチ用』でカラーはブルーを選択。
ホワイトと迷いましたが、汚れが目立ちそうでブルーにしました。
ブルーと言ってもとても淡い水色でとても落ち着いた仕上がりです。
素材は表面がPUレザーで裏面がマイクロファイバー。
独特な折り目が特徴的です。
本体とはマグネットで着脱する仕様。かなり強力で取り外しに苦戦するほど。
純正ケースと似たマイクロファイバー素材はとても手触りが良いです。
レビュー
使い勝手は最高..だけど?
まず最も使い勝手の良いであろう横置きの57度。折り方に手間取る覚悟をしていましたが、いたって簡単ですぐに慣れました。
底の設置面は表のPUレザー側なので汚れを気にする必要はあません。(裏向きでの利用も可能)
この角度が普段ノートパソコンノートで使っている角度とほぼ同じだったので重宝しています。
一方で今回比較用に用意した”純正風”ケース「ESR Rebound Magnetic Case」と比較すると、こちらはほぼ直角に近い角度であることがわかります。
そしてこれがかなり使いづらい。
Appleの高級純正ケース「Smart Folio」では3段階角度が調整出来るように設計されていますが、サードパティー製の類似品のほとんどは段階調整が出来ません。
一方で、上下逆の置き方では好みが別れます。
「MagEZ Folio 2」の角度はキーボードを使用しないブラウジングに最適な角度。
しかし、支点が全幅に無いので書き込みの際の安定度に少し欠ける印象があります。
タッチペンを使う際にはより角度が浅く、安定性の高い”純正風”や純正ケースの方が使いやすいでしょう。
純正越えか、純正以下か
製品名 | 価格(執筆時点) | 素材 | 重量 | 角度 |
---|---|---|---|---|
Apple Smart Folio | 17,800円 | ポリウレタン | 285-290g(公式記載なし) | 4段階 |
PITAKA MagEZ Folio 2 | 8,499円 | PUレザー | 325g(実計測330g) | 4段階 |
ESR Rebound Magnetic Case | 4,299円 | ポリウレタン | 346g(実計測340g) | 2段階 |
重量
純正ケースが285-290gと最軽量で、両面保護タイプではこれ以上に軽い製品を見つけることができませんでした。
「MagEZ Folio 2」と「ESR Case」は公式記載の数値上20gの差がありますが、実計測では10g程度の差に留まりました。
スタンド機能
特筆すべきは、「MagEZ Folio 2」が唯一縦置きに対応しているということ。
縦置きが出来るケースをお探しなら間違いなく“買い“です。
価格
純正ケースは17,800円と非常に高価なうえにセールの対象外です。
一方で他2製品はセール期間には、1,000-2,000円ほどお安く手に入れられることがあります。
また、”Apple Pencilホルダー”が付いているのもこの2製品の魅力です。
結論
保護目的なら
保護目的なら「ESR Rebound Magnetic Case」やエレコムのケースがオススメ。
低価格で両面保護が出来る、書き込みに便利なケースです。
スタンド目的なら
スタンド機能を重視したい方には今回ご紹介した「PITAKA MagEZ Folio 2」がオススメ。
角度の調整の自由度が高く、縦置きにも対応。キーボード操作やビデオ会議、動画視聴など様々な場面で重宝します。
両方なら
どちらも欲しいという方には「純正ケース」がオススメ!
超軽量設計は持ち運びや手に持った時の負担を軽減してくれて、角度調整も4段階と豊富です。
価格だけがネック。
まとめ
ということでご紹介してきました「PITAKA MagEZ Folio 2」ですが、私自身はとても満足しています!
独特な折り方をするため他のケースよりも多少奥行きが必要にはなりますが、軽くて薄くて使いやすいケースです。
iPad各モデルに対応するサイズ展開がされているので、iPadケースをお探しの方には是非おすすめしたい製品でした。